ボトックス治療ってどうなの?

多汗症に困っているというあなたは、ボトックス治療はご存じですか?ボツリヌストキシンという毒素を使う多汗症の治療方法です。非常に手軽にできてしまうというのが特徴で、9割の人に効果が出るとされています。そのように多汗症に困っているけどボトックス治療を知らなかったという人は、まず一体どんなものなのか知っておきましょう。

ボトックス治療ってどんなもの?

ボトックス治療とは、ボツリヌストキシンという毒素を利用して、発汗を抑えるという仕組みの治療方法です。具体的には、発汗をさせるためにはアセチルコリンという物質が働くのですが、そのアセチルコリンをボツリヌストキシンにより抑制することによって、アポクリン腺やエクリン腺の汗腺の働きを抑制するという治療方法です。

効果はどうなの?

持続期間としては、半年程度は持続すると言われています。また1回の治療時間が10分程度で済むというのも特徴で、気軽に利用することができます。さらに日頃何かケアをしなければならないということもないので、特に日常生活にも支障は出ません。

繰り返し行く必要がある?

持続期間が半年程度なので、効果がなくなったらまた行って治療を受けるというのを繰り返す必要があります。ただ手軽にできる治療法なので、そこまでその点でも心配はいらないかもしれません。
内出血や筋肉のまひなどの副作用もあるようですが、自然と収まるレベルで、ずっと残るようなこともないようです。なので実質、副作用はないものに近いので、安心して手軽に利用できるのではないでしょうか。今までずっと多汗症で困っていたけど、手術するのはちょっと怖いと思っていたような、手軽に多汗症の治療をしたいという人には、ぴったりの治療法と言えます。

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