年齢や遺伝的要因で多汗症になるの?そんな疑問を解決します

「もしかして多汗症では」と悩んでいる方もいるでしょう。
市販薬やケアグッズも販売されていますが、それで完治をするわけではありません。
また、自己判断で改善を試みると逆効果になる可能性も考えられます。
そこでここでは、多汗症と年齢・遺伝的要因について考えていきましょう。

多汗症になる年齢はあるのか

多汗症は〇歳からなるものという定義はありません。
しかし、おおよその目安を付けることは可能です。

例えば、原因が不明とされている「原発性多汗症」であるばあいは、幼少期から思春期に掛けて発症するケースが多いとされています。
また、続発的多汗症の場合は病気もしくは症状に伴い多汗症になってしまう事から年齢に目安が一切ありません。

その他にも、産褥期多感といって出産後に急に発刊量が増える方もいます。
月経周期が安定するころまで続くことから、出産期間から診断を行うのです。
また、閉経後に出やすいとされている更年期に入りやすい年齢で多汗症になる事もあります。

多汗症と遺伝的要因について

多汗症は遺伝するのかどうかも気になる点です。
多汗症と遺伝的要因は確定的なデータがないのが現状です。
海外においては、遺伝割合が6割前後と報告されています。
日本では、人口の5%程度が遺伝的に原発性手掌多汗症になるとも考えられているのです。

この事から、両親や親族が多汗症だからと言って自分も多汗症になるわけではありません。
逆に両親や親族が多汗症を患ってなくても多汗症になる可能性はあるのです。

関連する記事